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2014年5月10日(土)

日中友好議連の訪中

穀田国対委員長が会見

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 日本共産党の穀田恵二国対委員長は7日の記者会見で、日中友好議連代表団の訪中について記者団に問われ、「日中間の議員交流を深め、悪化している日中間の関係を議員間、民間の交流を通じて少しでも打開することが目的だ」と述べるとともに、一連の会談の中で、中国側から安倍晋三首相の靖国参拝、歴史認識、尖閣諸島をめぐる意見が述べられたことを明らかにしました。

 穀田氏は、唐家璇中日友好協会会長らとの会談や交流の中で、それらに対する日本共産党の立場を次のように説明したと語りました。

 首相の靖国参拝について穀田氏は「私たち日本共産党は反対の態度を明らかにしている」と表明。「その中心は、靖国神社がどういう神社かという点だ。第2次世界大戦を『自存自衛の戦争』『アジア解放の戦争』と侵略戦争を美化・宣伝する神社である。そこに参拝することは、侵略戦争を肯定・美化する立場に身をおくことになると批判している」と述べました。

 また、尖閣諸島領有問題についても、「まず領有をめぐる意見の違いはあるが、国際法と歴史的事実に基づいて外交交渉・平和的な話し合いで解決すべき課題だ」と強調。「ただ、私たちは日本の領有は明白だと考えているし、1970年代初頭まで中国側は日本の領有に異議を唱えていない。日清戦争の講和条約(下関条約)で奪ったのは澎湖列島であり、尖閣諸島は違うということだけは述べておきたい」と語りました。


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