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2014年4月30日(水)

高速道更新こそ急務

道路法改定案 穀田氏が主張

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(写真)質問する穀田恵二議員=23日、衆院国交委

 衆院国土交通委員会は23日、道路公団民営化時に決めた高速道路の通行料無料化を2065年まで15年間先延ばしする道路法改定案を可決しました。日本共産党は反対しました。

 日本共産党の穀田恵二議員は▽道路公団民営化時、大規模修繕・更新費用を意図的に償還計画に含めていなかった▽新規の高速道路建設を歯止めなく継続する仕組みを温存することになる▽新たな負担を利用者・国民に強いることになる―と批判。老朽化した高速道路の大規模修繕・更新は喫緊の課題で、「その費用は新規建設よりも優先して確保されるべきだ」と強調しました。

 採決に先立つ質疑で穀田氏は、新名神高速道路の事業凍結区間が2012年4月に凍結解除されたことについて西日本高速道路が「大規模な改修工事を実施した場合、名神高速道路の代替路が確保されていない」ため利用者に迷惑が生じるなどと、老朽化対策を建設再開の口実にしていることを批判しました。

 太田昭宏国交相は「老朽化対策は最優先」と認める一方で「必要な事業(新規建設)は実施する」と正当化しました。穀田氏は「新規建設の予算を大規模更新に回すべきだ」と主張しました。


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