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2014年4月27日(日)

根拠ない介護締め出し

医療・介護改悪法案 高橋議員が批判

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(写真)質問する高橋ちづ子議員=25日、衆院厚労委

 日本共産党の高橋ちづ子議員は25日の衆院厚生労働委員会で、医療・介護改悪法案について質問し、「支援が必要」と認定された要支援者をサービスからしめだすのは根拠がないと批判しました。

 法案は、要支援者向けの訪問介護と通所介護を介護保険サービスから外し、市町村任せの地域支援事業に移します。厚労省側が「必要な人は(市町村が行う)専門的なサービスを引き続き受けられる」と弁明していることについて、高橋氏は「専門的なサービスが必要な人をどう選ぶのか」と追及しました。

 原勝則老健局長は「利用者の意向や心身の状態、環境にもとづき市町村がケアマネジメントを行う」と説明。田村憲久厚労相は「多様なサービスを受けられるようになる」と弁解しました。高橋氏は「介護保険のサービスは継続し、その上に多様なサービスを乗せればよいだけだ」と反論しました。

 高橋氏はまた、法案が特別養護老人ホームから要介護1〜2の人を原則しめだし、入所を特例とすることについて、「特例とされている範囲が狭すぎる。入所が必要な理由は精神障害や認知症のほかにも、独居、同居人が要介護、経済状態などさまざまだ」と批判しました。田村氏は「指摘の点も含めて指針に示す」と答えました。


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