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2014年4月20日(日)

暴走の安倍政権に審判を

激戦の衆院鹿児島2区補選 山下書記局長が訴え

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(写真)街頭演説する山下芳生書記局長と三島てらし候補=19日、鹿児島市

 医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件による徳田毅議員の辞職に伴う衆院鹿児島2区補欠選挙(27日投開票)で日本共産党は19日、山下芳生書記局長と仁比聡平参院議員が鹿児島市内、小池晃副委員長が奄美市内で「安倍政権の暴走に審判を下そう」と、三島てらし候補(72)=新=への支持を熱く訴えました。同日、安倍晋三首相や海江田万里民主党代表らも同選挙区入りするなど、熾烈(しれつ)な総力戦の様相です。

 山下書記局長は三島候補と街頭演説。選挙戦で「政治とカネ」の問題が厳しく問われるなか、山下氏は「清潔な政治を実現できるのは、企業・団体献金を一切もらわない日本共産党しかない」と力を込めました。

 消費税増税や労働者派遣法改悪、原発再稼働、憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認の動きなど、安倍自公政権の暴走の一つ一つを批判し、「消費税増税と社会保障大改悪は自民、公明、民主の『3党合意』で進められてきた。自民党、民主党の候補に厳しい審判を下そう」と力説。「消費税に頼らない別の道はある」と語り、「応能負担の税制」と働く人びとの所得を増やす経済政策を訴えた山下氏に、聴衆から「その通り」の声があがりました。

 さらに、安倍政権が鹿児島県の川内原発を皮切りに全国で原発再稼働を進めようとしていることを告発。「川内原発の再稼働を許さないたたかいは、福島をはじめとする、全国のたたかいにとって非常に意義のあるもの」と強調。世界屈指の自然エネルギーの活用こそ「未来を開く、希望あるエネルギー政策だ」と訴えました。

 三島候補は、「政治的にも政策的にも安倍暴走政権と対決できるのは日本共産党しかない」「繰り返されてきた金権・買収選挙の一掃を鹿児島2区から全国に発信しよう」と訴えました。

 また、環太平洋連携協定(TPP)で「鹿児島の農業は全滅状態になってしまう」と指摘し「TPP断固ストップに全力を尽くす」と表明。川内原発の再稼働を狙う動きに対し「福島原発の原因が究明されていないなかで『安全だ、安全だ』と言って急いでいる。県民の再稼働反対の思いをないがしろにするものだ」と批判しました。

 川内原発から30キロ圏内に住み、再稼働に反対する男性(35)は、「鹿児島県民は再稼働に反対だという意思表示のためにも三島さんに頑張ってほしい」と話しました。


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