「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年4月19日(土)

米軍機 840キロドラム缶落下

沖縄・伊江村 先月も訓練で事故

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)ドラム缶の落下現場で基地渉外官から説明を受ける(右から)名嘉村議、島袋村長ら=18日、沖縄県伊江村(名嘉村議提供)

 沖縄県伊江村で17日午後9時10分ごろ、米軍伊江島補助飛行場の上空で米海兵隊が物資投下訓練中、重さ55ガロン(約210キロ)のドラム缶4本(約840キロ)を束ねた物資がフェンス外に落下しました。住民への被害はありませんでした。

 同村では3月26日に米海兵隊普天間基地(同県宜野湾市)所属のC130輸送機から米海兵隊員が降下訓練中、パラシュートが訓練場外に落下する事故が起きたばかりです。

 伊江村政策調整室によると、落下地点は基地のフェンスから約1キロ離れた米軍伊江島作戦支援分遣隊施設建設中の工事現場。18日午前8時30分に島袋秀幸村長ら職員が現場調査し、落下の衝撃でできた幅約1・5メートル、深さ約20センチのくぼみと、ドラム缶から漏れたとみられる水を確認しました。ドラム缶は米軍によって回収されていました。

 物資落下事故は2002年10月、同村の民間地に米空軍嘉手納基地(同県嘉手納町など)所属のMC130特殊作戦機からプラスチック製水缶が落下する事故が起きています。

 現場調査した日本共産党の名嘉(なか)実伊江村議は「3月に落下事故で抗議したばかりだ。事故続きの投降下訓練は即時中止すべきだ」と話しています。

 伊江村議会は週明けにも臨時議会を開き、同事故に対する抗議決議を採択する予定です。

図

見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって