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2014年4月17日(木)

ウクライナ政権、飛行場を奪還

銃撃戦で犠牲者か

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 【パリ=浅田信幸】ウクライナ軍は15日、親ロシア派の武装集団が行政庁舎占拠を続ける東部ドネツク州で、武装集団の強制排除を目的とした「対テロ作戦」に着手しました。

 軍は、同州北部クラマトルスクで、武装集団に掌握されていた飛行場を奪還しました。銃声が聞かれたとの情報もありますが、西側メディアによると犠牲者は出ていません。一方、ロシア通信は、親ロシア派4人が死亡、2人が負傷したと報じました。

 トゥルチノフ大統領代行は、15日の議会への報告で、作戦が「段階的に責任を持って慎重におこなわれる」と強調しました。

 ウクライナ軍が親ロシア派武装集団の強制排除に乗り出したことについて、ロシアのプーチン大統領は15日、メルケル独首相との電話会談で、ウクライナが「内戦のふちにある」と警告しました。

 また、ウクライナのメディアは16日、「対テロ作戦」に当たる装甲車6両が、親ロシア派の武装部隊に奪われたと伝えました。その後、ロシアの国旗を掲げたとみられます。ロシアのメディアは、ウクライナ暫定政権がクラマトルスクに送った装甲車6両の乗員が、住民の嘆願を受けて親ロシア派に「寝返った」と伝えており、情報が交錯しています。


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