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2014年4月15日(火)

衆院選挙制度改革で衆院議長

共産・社民 両党と会談

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(写真)会談する伊吹衆院議長(左端)と、(右へ)山下書記局長、又市社民党幹事長、穀田国対委員長=14日、国会内

 日本共産党の山下芳生書記局長、社民党の又市征治幹事長は14日、国会内で伊吹文明衆院議長と会談しました。これは、自民・民主など8党が設置を求めている衆院の選挙制度改革の「第3者機関」について、8日の与野党書記局長・幹事長会談で、伊吹氏が「共産・社民の意見も聞いてみたい」と述べたことを受けたものです。会談には赤松広隆衆院副議長、逢沢一郎衆院議運委員長、日本共産党の穀田恵二国対委員長、社民党の吉川元副幹事長が同席しました。

 山下氏は2011年10月から、すべての政党・会派が参加し、実務者による協議が行われてきており、13年6月25日には全党が「確認事項」を合意した経緯を説明。「現行並立制の功罪を広く評価・検証し」「抜本的な見直しについて、参院選挙後速やかに各党間の協議を再開し、結論を得る」とした「確認事項」の内容を読み上げ、「29回の実務者協議で全党が合意した唯一の『確認事項』に反することを一部の党がやっているところに問題がある。昨年の6月の『確認事項』に戻るべきだ」と主張しました。

 その上で山下氏は「『第3者機関』に丸投げすることは国会の責任放棄になる」と設置に反対し、「選挙制度は民主主義の土俵を決め、国民の参政権にかかわる重大な問題だ。一部の政党で決め、押しつけることは許されない」と述べました。

 又市幹事長も同様の趣旨の発言をしました。

 伊吹氏は「共産・社民の意見はお聞きしました」と答え、昨年6月の「確認事項」について「8党の幹事長に事実関係を確認したい」と述べました。


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