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2014年4月7日(月)

米国の保護強化問題

安価医薬品の確保こそ

倉林議員

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(写真)質問する倉林明子議員=1日、参院経産委

 日本共産党の倉林明子議員は1日の参院経済産業委員会で、TPP(環太平洋連携協定)交渉の知的財産分野において、世界一の医薬品の特許件数を持つ米国が医薬品の保護「強化」を求めている問題について質問。保護の強化によって「価格が高い『新薬』として販売される期間を延長し、価格が低いジェネリック医薬品(後発医薬品)を出しにくくする」など、医療費全体の高騰につながる米国の狙いを明らかにしました。

 倉林氏は「巨大製薬企業の利益を優先し、国民の命と健康を阻害するようなことがあってはならない」と強調。「安価な医薬品の確保は譲れない国益だ」と迫りました。

 茂木敏充経産相は「(TPP交渉における)極めて重要な課題だと考えている」と述べました。


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