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2014年3月18日(火)

雪害対策 踏み込んで

紙氏 農水相「柔軟に対応」

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(写真)質問する紙智子議員=13日、参院農水委

 日本共産党の紙智子議員は13日の参院農林水産委員会で、豪雪被害対策問題を取り上げ、さらに踏み込んだ対策を行うよう林芳正農水相に求めました。

 紙議員は、埼玉県での調査を踏まえ、「被災者農業者向け経営体育成支援事業」は歓迎されているが、農家負担があり、高齢者は融資を受けるのも困難で自力で資金を確保できない実態を紹介。離農を防ぐためにも、東日本大震災を機に活用された事業を柔軟に活用し、低コスト耐候性ハウスのリースを推進するなど、踏み込んだ対策が必要だと主張しました。

 林農水相は、JAの低コスト耐候性ハウスは5戸以上の共同利用だが、20億円の枠があり、県の要望を受けて優先的に適切に対応したいと答弁。ハウス撤去については、特例的に措置しており、この件も柔軟に対応したいと答えました。

 紙議員は、地域農業の若い担い手は二重ローンで苦しんでいるとして、この問題の対策を要求。林農水相は、「今回の被災者のローン負担は少なくないと承知している。二重ローンの償還猶予などの条件変更に応じるよう指導をしていきたい」と答えました。


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