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2014年3月4日(火)

昆明テロを安保理非難

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 【北京=小林拓也】中国雲南省昆明の昆明駅で1日夜に起きた無差別殺傷事件に対し、国連安全保障理事会は2日、事件の実行者を非難する報道機関向け声明を発表しました。「テロ行為は、いつどこで発生しようが、どのような動機であろうが、すべて犯罪行為であり、罪の責任は逃れられない」と批判しています。

 事件では29人が死亡、143人が負傷しました。中国メディアによると、昆明市内はすでに平穏を取り戻しています。2日は終日、2000人以上の市民が献血の長い列を作りました。

 中国政府は具体的証拠を示していないものの、「新疆ウイグル分裂勢力」の犯行だと断定。逃走している容疑者の拘束に全力を挙げています。

 なぜ昆明が標的となったのかについて、軍事専門家の尹卓氏は中国メディアに「新疆から昆明には高速道路や鉄道で比較的簡単に入ることができる。昆明は旅行客が多いが、過去にテロ事件がなく、警備が比較的手薄だった」と説明しています。


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