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2014年1月18日(土)

政治変える強い党を

党勢倍加、いっせい選へ決意

26回党大会 討論終わる

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(写真)発言に拍手する党大会代議員=17日、静岡県熱海市

 政治を変えるために強大な党をつくりたい―。静岡県熱海市で開かれている日本共産党第26回大会は3日目の17日、討論で20人が発言しました。2010年代に党勢倍加、世代継承を成し遂げ、実力の上でも「自共対決」の時代を切り開く決意と展望が豊かに語られました。3日間を通じて65人が発言。笑いと涙、共感の拍手がたえない討論が終わりました。

 長野県の小林伸陽県議は「春の遅い長野県にも歴史の春が始まっている」と切り出し、無差別の訪問活動でも党勢拡大が進む実践を紹介。「一人ひとりの党員による対話と党勢拡大が自共対決の最前線だ」と語りました。

 上田俊彦・富山地区委員長は「党の力が小さいほど前進の可能性が大きい。大変だがやりがいがある情勢」と述べ、関西の職場支部の坂田一党委員長は「世代継承の取り組みは民主的な職場をつくる力になる」と語りました。

 伊藤千作・秋田県山本地区委員長は「『共産党の議席は議会の宝だ』と保守の議員からも語られる。強く大きな党づくりの可能性は大きく広がっている」と力説しました。

 若林義春・東京都委員長は都知事選の対決構図にふれ、東京から第3の躍進の本格的流れをつくると表明。いっせい選挙に先立つ茨城県議選での議席倍増(上野高志南部地区委員長)や原発立地町である美浜町での党議席空白克服(南秀一・福井県委員長)にむけた決意が語られるなど、国政選挙の勝利の関門となる、15年のいっせい地方選挙やそれに先立つ中間選挙勝利への決意が相次いで語られました。

 また、財政や機関紙などの地道な活動で常勤者を確保し、支部を援助できる機関体制確立にむけた努力が紹介されました。

 強大な日本共産党の建設は「戦争する国」づくりに奔走する安倍政権に痛打を与え北東アジアに平和的環境を構築する道を開きます。

 登場に会場が沸いた辰巳孝太郎参院議員は「過去の戦争に命をかけて反対してきた党だからこそ、北東アジアに平和的環境をつくる展望が語れる」と訴えました。小浜一輝・広島市東地区委員長や荻原初男・埼玉県書記長は「“戦争する国づくり、暗黒日本への道を許さない”国民共同を大きく広げたい」と決意を表明しました。

 「政治を変え、未来をつくる喜びを独り占めにしないで、民主連合政府の道を開いていきたい。危機的な情勢を食い止める確かな力を築き、第3の躍進を本格的な流れにしていきたい」。いっせい地方選勝利にむけ党勢拡大の決意を語った塚地佐智高知県議がこう訴えると、会場は大きな拍手で応えました。

来賓6氏があいさつ

 党大会3日目の17日、国内来賓として、熱海市の齊藤栄市長、全日本民主医療機関連合会(民医連)の藤末衛会長、原水爆禁止日本協議会(原水協)の安井正和事務局長、安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長、非核の政府を求める会の増田善信常任世話人、日本平和委員会の千坂純事務局長の6氏があいさつしました。

 前大会に続き地元市長としてあいさつした齊藤市長は「『市民が主役』を一貫して持ち続けなければならない。みなさま一人ひとりの心の原点には同じ思いがあるかと思います。どうか市民のために力を尽くしていただきたい」と期待を述べました。


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