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2014年1月18日(土)

経団連包囲 春闘開始を宣言

大幅賃上げ・雇用安定を

全労連・国民春闘共闘

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 全労連・国民春闘共闘委員会は17日、東京・大手町で日本経済団体連合会(経団連)の包囲行動をおこない、大幅賃上げや雇用の安定などを求める2014年春闘の本格的な開始を宣言しました。


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(写真)日本経団連前で賃上げや雇用の安定などを訴える春闘闘争宣言行動の参加者たち=17日、東京都千代田区

 ことしの春闘は、賃上げを求める世論が定着するもとで、経団連が賃上げを容認せざるを得なくなっています。各企業でベースアップを実現できるかが焦点です。

 この日の行動にはのべ1100人が参加。厚生労働省前行動やデモ行進の後、経団連を包囲しました。

 主催者あいさつで大黒作治代表幹事(全労連議長)は、大企業の内部留保272兆円を取り崩して、大幅な賃上げや下請け単価の改善、雇用増に回すことを要求すると強調。2000万人余といわれる非正規雇用労働者に賃上げを波及させ、正規雇用への転換を提言するよう経団連に求めたいとのべ、「賃上げの実現と労働法制の改悪をやめさせるために、最後まで粘り強くたたかおう」と呼びかけました。

 決意表明で、JMIU(全日本金属情報機器労組)の三木陵一書記長は、「今賃上げせずしていつするのか。賃上げは切実だ。真に生活改善につながる大幅賃上げを高くかかげ、すべての労働者にいきわたらせよう」と訴えました。

 全日本教職員組合の今谷賢二書記長は、労働者の賃上げと安定した雇用は、子どもたちの暮らしと教育を守るための確固たる条件だと強調。「春闘での勝利と、憲法を守り生かす運動を大きく前進させたい」と決意を語りました。


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