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2014年1月11日(土)

爆発 再発防止を要請

三菱マテリアルに共産党

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 一瞬にして5人の命を奪った三菱マテリアル四日市工場(三重県四日市市)の爆発事故(9日)を受けて、日本共産党の萩原量吉前三重県議と山本りか四日市市議は10日、同工場を訪ね、事故の原因究明や再発防止、被災者支援に万全を期すことなどを要請しました。

 訪問には松岡三郎党北勢地区委員長、太田のり子党市くらし福祉対策委員長らが同行。同社は東條宏也総務・CSR室副室長らが応対しました。

 爆発があったのは半導体の部品に使う多結晶シリコンの製造プラント。シリコンの原料となる可燃性物質の「トリクロロシラン」を冷却する熱交換器の配管内を洗浄する作業中に水素爆発が起きたとみられます。

 事故原因について同社側は、県警や総務省消防庁などが現場検証中ということもあって「詳しいことは申し上げられない」としましたが、熱交換器のふたを外す際の安全確認については「過去の経験値で」と繰り返し、具体的なマニュアルがなかったことをうかがわせました。

 また、死亡者のうち2人が所属していた請負会社の「南部組」(四日市市)は三次下請けであることや、同工場では小さな出火などが過去に何度かあったことなども明らかになりました。


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