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2014年1月5日(日)

政治動かす党躍進を

新春第一声 山下氏ら訴え 東京・新宿

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(写真)新春街頭演説をする山下芳生書記局長代行、右は大山とも子都議=4日、東京都新宿区

 日本共産党中央委員会と東京都委員会は4日、東京・新宿駅西口で新春第一声の街頭演説を行い、山下芳生書記局長代行と党東京都議団の大山とも子幹事長が訴えました。聴衆から、「そうだ」の声や拍手がわき起こりました。

 大山氏は、猪瀬都知事を徳洲会からの裏献金問題で辞職に追い込んだ背景には、昨年の都議選での党都議団の8から17議席への躍進の力があったと報告。東電病院売却問題で公開質問状を猪瀬氏に出したことを紹介し、ひきつづき真相解明に全力をつくすと述べました。今月告示される都知事選で首都東京から安倍内閣の暴走にストップをかけ、都民の暮らし・福祉を応援する都政を実現しようと呼びかけました。

 山下氏は、参院選躍進で11議席となり議案提案権を獲得し、ブラック企業規制法案を提出したことを報告。「厚生労働省がブラック企業の実態調査を実施し、8割の企業で法律違反が明らかになった。私たちの取り組みが現実政治を動かしている。若者の意欲と能力が生かされる社会へ頑張ります」と述べました。

 山下氏は、秘密保護法反対のたたかいが世代を超えて広がっていることを、大分から上京し初めて反対行動に参加した子連れの若い夫婦の話を紹介しながら強調。「民主主義を守る新たなエネルギーが息づいている」と語り、同法廃止や原発ゼロ実現、沖縄の米軍新基地建設阻止など国民運動の発展と党躍進に力を尽くすと述べました。

 静岡県から観光にきて足を止めた介護職の男性(28)は「労働問題では共産党は筋が通っていると感じる。国会でのワタミの追及はすげえと思った。自分の賃金ももっと上げてほしい。頑張ってください」と話しました。


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