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2013年12月29日(日)

島根・米軍機爆音

国・県調査とも100デシベルを超す

先月1日測定 住民から怒り

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 米軍機の発する爆音被害について、防衛省中国四国防衛局による島根県西部地域(浜田市旭町丸原)における航空機騒音状況(10〜11月)と、島根県の騒音測定器による航空機騒音の測定実績(同)が、このほど公表されました。

 同防衛局の測定では、11月1日には102・6デシベル(測定開始以来最大)、騒音回数4回を観測。13〜22日には80デシベル台を4日間観測し、13日には騒音回数18回を観測しています。また、10月には80〜90デシベル台を7日間観測し、騒音回数も16日20回、29日には26回(うち19回は午後7〜10時)となっています。

 一方、県の測定実績では、川本町役場で11月1日に95・8デシベル、邑南(おおなん)町役場でも同100・9デシベル、同羽須美(はすみ)支所13日90デシベルを観測。10月29日には浜田市旭支所で84・4デシベルと騒音回数18回、同金城支所で81・7デシベルと騒音回数6回などとなっています。

 11月1日の飛行について、あさひ認定子ども園(浜田市旭町丸原)関係者は「瞬間の飛行に子どもたちも驚いたので『大丈夫だから』となだめました」と今後の不安を話し、川本町の山下倫代さんも「久しぶりのすごい音で、東から西に飛ぶ機影が大きく見えました」と怒りをあらわにしました。


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