「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年12月12日(木)

高齢者いじめ許さない

厚生労働省前座り込み開始

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)社会保障予算の拡充を求めて座り込む高齢者団体の人たち。左は激励する小池晃副委員長・参院議員=11日、東京・厚生労働省前

 「『年寄りは早く死ね』とばかりの生活保護・社会保障解体は許さない」「秘密保護法による戦時下の国民支配再現に反対」―。11日、厚生労働省前で、高齢者の年末座り込み行動が始まりました。

 主催は、全国老後保障地域団体連絡会(老地連)、東京都老後保障推進協会(都老協)。社会保障制度の拡充など、来年度の高齢者予算要求書(17項目)を同省に提出しました。毛布、寝袋、カイロを用意し、座り込みは13日正午まで泊まり込みで行われます。

 この日正午、約10人で開始。最年長は84歳の男性です。老地連の上坪陽代表委員(81)は「国民の暮らしや思いに寄り添うのが政治のはずなのに、安倍政権のやることは一方的で自分勝手」と痛烈に批判。「秘密保護法強行も、命令すればついてくるのが当たり前という姿勢が戦争中と同じ。戦争を体験した高齢者は思想信条に関係なく反発している」と話します。

 子どものころ生活が苦しく中卒で働いたという東京都足立区の女性(75)。「安倍政権は生活保護費をどんどん下げるなど、弱い立場の人の気持ちを考えない」と怒ります。

 日本共産党の小池晃副委員長・参院議員が激励に駆けつけました。トランペット奏者の松平晃さんが、「となりのトトロ」など4曲を演奏し励ましました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって