2013年11月3日(日)
うたごえ祭典・大阪が開幕
命・未来 高らかに
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うたごえ運動65周年を記念する「日本のうたごえ祭典・おおさか」が2日開幕し、大阪市の大阪城ホールで大音楽会が開かれました。全国から1万人が参加し、「すべてのいのち輝かせ 未来への希望をうたおう」をテーマに、生きることの喜びや働く者の誇り、ふるさとへの思いなどを歌に託しました。
色鮮やかなTシャツと元気なダンスで舞台を盛り上げたのは、教育や保育、医療の現場で働く人々、子どもや高齢者、障害のある人たちのステージ。人と人がつながり、誰もが安心して暮らせる社会を願って、笑顔で歌い上げました。
ソプラノ歌手の佐藤しのぶさんは、核兵器のない世界を願うオリジナル曲「リメンバー」を手話付きで披露し、会場を魅了。全国から集まった合唱団が、日本を代表する3人の作曲家の65周年記念作品「聴く力」(外山雄三さん)、「わたしの育てた稲」(池辺晋一郎さん)、「風を返して 土を返して」(新実徳英さん)を池辺さんの指揮で演奏しました。
祭典の実行委員会は、来年の開催地・宮城へと引き継がれ、壇上の1500人と会場が一体となり、NHKの復興支援ソング「花は咲く」の大合唱を響かせました。
うたごえ祭典は4日まで開催されます。