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2013年10月31日(木)

ネット番組で秘密保護法案を議論

知る権利も報道の自由も奪われる

小池・穀田両氏が出演

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(写真)「生放送!とことん共産党」に出演する(左から)小池、穀田、森近、朝岡の各氏

 「生放送! とことん共産党」が29日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」で放送されました。「国民の目・耳・口ふさぐ秘密保護法」をテーマに、小池晃副委員長(参院議員)と穀田恵二国対委員長(衆院議員)、森近茂樹「しんぶん赤旗」記者、司会の朝岡晶子さんが語り合いました。

 番組の視聴者アンケートでは秘密保護法制定反対が84・3%で、賛成11・5%を上回りました。

 小池氏は同法案について、軍事・外交の情報を政府が勝手に秘密指定し、それを漏らした公務員などに厳罰を科すことを骨格とすると紹介。「国民の知る権利も報道の自由も奪う」と批判しました。

 森近氏は、「赤旗」がスクープした防衛省の内部資料「秘密取扱者適格性確認制度」を画面に示し、「この制度は、友人や家族の情報、趣味のつながりまで、過去、現在を問わず自衛隊員のあらゆる個人情報を調べ上げるものだ」と紹介。視聴者から驚きのコメントが画面に表示されました。森近氏は、「秘密保護法ができると、これが公務員全体に広げられ、民間人も身辺調査の対象となる」「調査報道ができなくなる」と強調しました。

 なぜ、こんな法律が作られようとしているのか―。穀田氏は、軍事戦略情報を米国と日本が共有する受け皿となる国家安全保障会議(日本版NSC)設立の動きと同法制定の動きが「一体となっていることが重大だ」と指摘。「米国とともに海外での戦争に道を開く一歩になる。戦前の暗黒時代に戻りかねない」と述べました。

 番組では、女優の藤原紀香さんや週刊誌『女性自身』が懸念の声をあげ、全国紙、地方紙が社説で反対を掲げていることが紹介されました。

 小池氏は「情勢は緊迫している。急速に反対の声をあげていきましょう」と視聴者に呼びかけ、穀田氏は「立場の違いを超え、悪法に反対する一点で力を合わせたい」と訴えました。


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