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2013年10月19日(土)

雨の中 捜索全力

伊豆大島 死者25人に

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 台風26号の豪雨で甚大な被害を受けた東京・伊豆大島(大島町)では、18日も雨の中懸命の捜索活動が続きました。大島町災害対策本部によると、これまでに25人の死亡が確認されました。警察や消防、自衛隊は残る安否不明者26人の発見に全力を挙げています。

 捜索は24時間態勢で行われていますが、流木が交じった大量の土砂が壁になり、作業は難航。現場に焦燥感が広がる中、約1100人態勢で被害の大きい元町神達地区を中心に倒壊した家屋周辺などを丹念に調べました。

 大規模な山肌の崩落は、火山灰などが降り積もった崩れやすい表土が豪雨で崩れて起きたとみられており、消防などがさらなる土砂崩れの危険がないか警戒。国交省も崩落した斜面に向けて、監視カメラを設置しました。

 海上では台風27号も発生し、週末には雨も予想されています。同町は2次被害の防止に向け、同日の防災対策会議で、監視態勢の強化と早期の避難などを決めました。


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