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2013年10月6日(日)

公務員の政治活動解禁

大統領令を改定

中米エルサルバドル

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 中米エルサルバドルで公務員の政治活動を禁じていた大統領令が今月初めに改定され、公務員の政治参加が全面解禁されました。国民の積極的な政治参加を重視するフネス大統領が改定を進めました。同国のコラティーノ紙3日付が報じました。

 報道によると、改定された大統領令はフネス大統領が9月23日に署名、公布され、今月2日に発効しました。この日は来年2月2日投票で実施される次期大統領選の公式運動期間が開始された日。次の選挙は公務員の政治参加を解禁する必要があると繰り返し主張してきたフネス氏の公約の一つが実現されたことになります。

 改定大統領令は、公的な仕事の効率に影響を与えず、勤務時間外に行う場合に限り、公務員が政党の行事に参加することができると明記しています。同時に、▽公的資金を選挙活動に流用すること▽地位を利用して選挙活動への参加を他人に強要すること―などはしてはならないと警告しています。

 フネス氏は2日、「政治への参加はすべての人の権利である」と指摘。公務員の政治活動を「憲法に定められた表現・思想・結社の自由の権利に属するものだ」と述べ、今回の改定の意義を強調しました。

 (菅原啓)


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