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2013年10月4日(金)

藤森四段、都成三段に先勝

最後まで際どく攻め合う

将棋新人王戦 決勝三番勝負

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(写真)終局後、対局を振り返る藤森四段(右)と都成三段。中央は立ち会いの山崎八段=3日、大阪・関西将棋会館

 藤森哲也四段(26)と都成竜馬三段(23)との対決となった第44期将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負の第1局は三日、大阪市福島区の関西将棋会館でおこなわれ、午後5時50分、藤森四段が最後まで際どく攻め合う激戦を制し、新人王獲得に王手をかけました。第2局は9日(水)に東京都渋谷区の将棋会館でおこなわれます。

 振り駒の結果、藤森四段の先手。出だしから駆け引きがあり、藤森四段が3手目▲2五歩で振り飛車党の都成三段をけん制。戦型は相居飛車となりました。

 13手目、先手作戦の岐路。▲4六銀からの急戦も考えられましたが、藤森四段は角交換を選択しました。立ち会いの山崎隆之八段は「後手に不満はない」と指摘します。

 後手は26手目△6五銀、△4三角から7筋を狙います。先手は27手目▲3五歩から3筋を狙い、互いに攻め合う中盤戦となりました。

 49手目▲3四歩の銀取りに対し、後手は7〜8筋を激しく攻めますが、先手玉は5七に脱出。先手優勢を築きました。

 終盤、84手目△3五銀と打った局面では控室で「これは逆転か」の声があがり、形勢は混とんとなりましたが、最後、藤森四段が寄せきりました。

 藤森四段の話 序盤自信がなく、途中から優勢になったと思ったが、最後は寄せが分からなくなった。第2局もがんばります。

 都成三段の話 三番勝負ですから第2局をがんばります。

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