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2013年9月29日(日)

日本共産党国会議員駆ける

高橋氏 ハンセン療養所へ

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(写真)横田園長(左手前)の案内で園内を回る高橋議員(左から3人目)と登米市議団=27日、宮城県登米市

 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は27日、宮城県登米市の国立ハンセン病療養所・東北新生園を訪れ、横田隆園長らと懇談し、園の将来構想や職員処遇問題など意見交換しました。党登米市議団が同行しました。

 同園では、入所者の高齢化と入所者数の減少のなか、園の存続と高齢者福祉施設の設置などを柱とした将来構想を策定しています。

 懇談で横田園長と齋藤侯智事務長は、将来構想の一つとして計画している治療棟、病棟、管理棟などの複合施設の整備について、財務省などが施設の取り壊しに難色を示し、建設が困難になっている状況を語りました。

 高橋議員は、「制度の壁を取り払うというのがハンセン病問題基本法の考え方。国がしっかりかかわっていくよう国会でも求めていきたい」とのべました。

 懇談後、高橋議員は横田園長らの案内で園内を回り、810人が追悼されている霊安堂に献花しました。

 高橋議員は同日、登米市役所で布施孝尚市長とも意見交換。布施市長は、市が新たに設置する新生園の将来構想実現のための検討委員会について、「設置の前段として県にも入ってもらい、入所者自治会長の思いや園側の課題などざっくばらんに話し合える場を持ちたい」とのべました。

 高橋議員は同日夕、全医労東北新生園支部の集会に出席。園長や市長との懇談について報告し、組合員を激励しました。


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