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2013年9月29日(日)

汚染水問題 英知結集を

「とことん共産党」 解決の道探る

小池副委員長出演

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 「生放送!とことん共産党」が27日、インターネット動画サイト「ニコニコ動画」で放送されました。「どうする?汚染水」をテーマに、小池晃副委員長、ゲストの熊谷智さん(日本共産党福島県議団事務局次長)、三木利博「しんぶん赤旗」記者、司会の朝岡晶子さんの4人で議論しました。

 番組視聴者に、政府が汚染水対策として示した「基本方針」で「汚染水問題を解決できると思うか」とアンケートをとると、「できる」5・9%に対し、「できない」が83・7%と回答。政府対応への不信感が浮き彫りになりました。

 アンケート結果を受けて、小池氏は「汚染水問題の解決を最優先に立場の違いをこえて英知を結集する時です」と述べました。熊谷氏は首相の「コントロールできている」「汚染水はブロックできている」という発言に対し、「どこを見ればそんなことがいえる」という福島県民の声を紹介し、不信感が広がっていると語りました。

 三木記者はフリップと「しんぶん赤旗」日曜版などを手に福島第1原発で何が起きているのかを説明。山から海へと流れる1日約1000トンの地下水のうち400トンが880カ所ともいわれる貫通部を通じて建屋地下に入り高濃度の放射能汚染水を増やし、400トン以外の地下水も汚染され「海に流出し続けている」と話しました。また、その場しのぎで造ったタンクからも汚染水が外洋に出ていると指摘しました。

 小池氏は深い層にある地下水も汚染水が流出している可能性があると専門家が指摘していることをあげて、「『ブロック』だなんてとんでもない」と強調しました。

 番組では、その日の国会閉会中審査で行われた塩川鉄也衆院議員と東京電力社長の質疑のビデオが紹介されました。これを受けて小池氏は、日本共産党の「福島第1原発の放射能汚染水の危機打開のための緊急提言」を紹介。東電を「破たん処理」し、「原発利益共同体」が賠償と除染に全面的に責任を果たすように求めるとともに、「汚染水で海を汚さない」ことを基本原則にして、政府が責任ある対応をしていくことが必要だと述べました。


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