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2013年9月26日(木)

オスプレイ24機態勢

沖縄・普天間 大規模訓練で騒音禍も

「虐待か」苦情殺到

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写真

(写真)米海兵隊普天間基地に最後の1機が飛来し、24機態勢となったMV22オスプレイ=25日、沖縄県宜野湾市(撮影=沖縄県・星野淳)

 米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)に残されていた垂直離着陸機MV22オスプレイ1機が25日午後5時すぎ、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)に飛来しました。これで追加配備12機すべてがそろい、昨年10月に配備された12機とあわせ、24機態勢となります。県知事をはじめ、県議会、全41市町村長・議会議長など「オール沖縄」が反対するなかでの強行配備に、県内で大きな反発が沸き起こることは必至です。

 24日には、オスプレイ9機がCH53大型輸送ヘリ、CH46中型輸送ヘリなどとともに終日訓練を強行しました。昨年10月の配備以降最大規模とみられ、宜野湾市役所には「うるさすぎて神経がどうにかなりそう」「石を投げたら当たるほどの低空飛行だ」「これは虐待ではないのか」といった苦情が殺到しました。

 沖縄防衛局によると、オスプレイは、6月26日からオーストラリアなどで演習し、24日に帰還したVMM265飛行隊9機。

 県環境保全課によると、滑走路南側の上大謝名(うえおおじゃな)公民館に設置した測定機で、午前10時51分に100・3デシベル、午後4時18分に101・7デシベル、午後4時19分に106・5デシベルを記録。100デシベル以上は「電車が通る時のガード下」と同等の騒音レベルで、90デシベル以上も28回記録しました。

 宜野湾市基地渉外課によると、市内8カ所に設置した測定機で、24日だけで計108回の米軍機騒音を記録しました。


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