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2013年9月26日(木)

志位委員長、ベトナム国会議長らと会談

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(写真)フン国会議長(右)と会談する志位委員長=24日、ハノイ(面川誠撮影)

 【ハノイ=松本眞志】ベトナム訪問中の日本共産党の志位和夫委員長は24日、首都ハノイでグエン・シン・フン国会議長と会談し、ドイモイ(刷新)の発展の中で活発化しているベトナム国会の活動について意見交換しました。

 フン議長は、ベトナムが1945年独立の翌年には総選挙をおこない、最初の国会を開いた歴史を説明。現在審議中の憲法改定では、9カ月をかけて国民から広く意見をとりあげ、政府案を修正しながら練り上げていること、重要法案の場合には3カ月かけて国民の意見を集約していると述べました。また、国会の会期の前後には各議員は選挙区で有権者の要求を聞き、議員活動に対する評価を受けなければならないと述べ、「人民が主人公」がベトナム国会の活動の原則だと強調しました。

 志位氏は日本の国会と自身の国会議員としての活動も紹介しながら、「ベトナム国会が発展し活力を増し、ドイモイの推進力となるよう期待しています」と語りました。

 これに先立ち、志位氏はトー・フイ・ルア・ベトナム共産党政治局員(組織委員長・日本ベトナム友好議員連盟会長)と会談。ルア氏は、2007年に志位氏がベトナムを訪問した際に提案して実現した両党間の理論交流が継続し、成果を上げていることを歓迎し、「発達した資本主義国の日本共産党の経験はわれわれにとっても貴重なものです」と述べました。また、参議院選挙と都議会議員選挙での日本共産党の躍進に触れ、「国民の信頼があったからこそ日本共産党はさまざまな困難を乗り越えて勝利した」と喜びました。

 志位氏は23日にはベトナム共産党理論評議会のブー・バン・ヒエン副議長と会談。「社会主義志向は何によって保障されるか」「国民の社会主義的な自覚の発展」などの問題について議論を交わしました。ヒエン氏は、志位氏の提起した問題は「深い意味を持つ問題で、ベトナムの発展にヒントを与えるもの」と表明。貧困削減などドイモイの実績を強調しつつ、さまざまな問題について理論的にも実践の上でも解明の努力を続けていると語りました。

志位委員長、インドネシアへ

 【ハノイ=面川誠】ベトナム共産党の招待で同国を訪問した日本共産党代表団(団長、志位和夫委員長)は25日、ベトナムでの全日程を終えてハノイのノイバイ空港からインドネシアに向かいました。空港ではベトナム共産党中央対外委員会のグエン・トゥアン・フォン副委員長が志位氏らを見送りました。

 これに先立ち24日夜、対外委員会のホアン・ビン・クアン委員長が代表団のために歓送の夕食会を催しました。25日朝には、鈴木秀生臨時代理大使が朝食会を主催し、志位氏らは鈴木氏と懇談しました。


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