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2013年9月3日(火)

高線量 タンク底板接合部から

福島第1原発

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 東京電力は2日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、高線量が検出された場所は、タンクの底板の接合部付近だったことを明らかにしました。

 また1日、毎時1800ミリシーベルトの高線量を測定したタンクの反対側で、同1700ミリシーベルトを確認したと発表しました。放射線はほとんどがベータ線です。

 これまで東電は、鋼板をボルトでつないだ「フランジ型」と呼ばれるタンクを大量に設置し、使用してきましたが、この型のタンクが安全に高濃度放射能汚染水を貯蔵できないことが明らかになりました。

 また、「H5エリア」で水漏れが見つかっていたタンクの連結部の下にたまっていた水を分析した結果、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質(全ベータ)を1リットル当たり約3億ベクレル検出したと発表しました。8月19日に大量の汚染水流出が見つかったタンクに入っていた水の全ベータは同8000万ベクレルで、これに比べても高い濃度です。

別のタンク高線量確認

 東京電力によると、福島第1原発の汚染水を保管しているタンクで2日、新たに1基から毎時100ミリシーベルト以上の高い放射線量を確認しました。


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