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2013年9月2日(月)

次世代が生きられる社会を残そう

さようなら原発講演会

東京・日比谷 大江健三郎氏ら

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(写真)大江健三郎さん(壇上)の講演を聞く参加者=1日、東京・日比谷公会堂

 作家の大江健三郎さんら9氏が呼びかける「さようなら原発一千万署名 市民の会」は1日、東京・日比谷公会堂で、「つながろうフクシマ! くりかえすな原発震災」をテーマに掲げた講演会を開きました。約2000人(主催者発表)が参加しました。

 開会あいさつしたルポライターの鎌田慧(さとし)さんは、「原発をなくす運動は、日本の民主主義と、孫や子とともに生きる平和な暮らしを守る運動です。この秋からさらに力を入れて取りくみ、運動の大きなうねりをつくろう」と呼びかけました。

 講演した大江健三郎さんは、東京電力福島第1原発事故の収束もできず、大量の放射能汚染水を海に漏らしているにもかかわらず、原発再稼働と輸出に突きすすむ安倍晋三政権を批判。「私たちのもっとも大切なモラルは、次の世代が生きられる社会を残すこと」とのべ、核の放射能によって生きていけなくなるような社会にしてはならない、と強調しました。

 京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが講演しました。

 呼びかけ人で、作家の澤地久枝さん、経済評論家の内橋克人さん、作家の落合恵子さんがそれぞれあいさつ。女優の木内みどりさんが司会を務めました。


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