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2013年8月30日(金)

「食品ロス」をなくそう

東京でリサイクル学習会

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 食品の売れ残りや食べ残しなど食品廃棄物のうち肥料・飼料化などの再利用は2割程度。食べられるのに捨てられている「食品ロス」はお米の年間の収穫量に匹敵する―。食品リサイクルの現状を学ぶ学習会が29日、東京都内で行われ、市民や関係者など約30人が参加しました。公益財団法人、有機質資源再生センターが主催する食品リサイクルサロンの10回目。主婦連合会が協力しました。

 「食品リサイクルとマスコミの役割」と題して月刊『廃棄物』の編集責任者の新倉充さん(日報ビジネス)が報告。新倉さんは1990年代に盛り上がった生ゴミリサイクルの取り組みや、2000年に成立した食品リサイクル法の課題などを話しました。「スーパーや外食産業で再利用が進んでいないのが現状で消費者の関心が欠かせない。発生抑制の点では『食品ロス』をなくしたり、生ゴミを水切りしたりすることも重要」と述べました。

 参加者は、「食品ロスをなくすには?」「賞味期限が近づくと食べるのを嫌がる家族にどうしたら?」などと活発に議論しました。初めて参加した主婦連会員の小俣京子さんは「ゴミ問題に関心があります。私たちの意識も高め、食品廃棄物のリサイクルがもっと進んでほしい」と話していました。9月26日には食品リサイクル施設の見学会を行います。


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