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2013年8月22日(木)

海洋流出は30兆ベクレル

セシウム137とストロンチウム90

東電が試算

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 東京電力は21日、福島第1原発敷地内の地下水から海へ流出した放射性物質のストロンチウム90とセシウム137の量を推定したところ、それぞれ10兆ベクレル、20兆ベクレルで、合わせて30兆ベクレルとする試算を発表しました。国が定める年間放出限度は2200億ベクレル。21日の原子力規制委員会の汚染水対策検討会で示されました。

 東電は、福島第1原発取水口の海水中に含まれる放射性物質の濃度などにもとづき試算。流出期間については、2号機から高濃度放射能汚染水が流出した後に立て坑などを止水工事した2011年5月以降から海に流出している場合と、昨年12月末から流出しているとする2ケースを仮定しました。

 長期間流出したケースで、ストロンチウム90が10兆ベクレル、セシウム137が20兆ベクレル、海に流出したとしました。東電は、流出経路を検討し、立て坑やトレンチから放射性物質を含んだ地下水が流出した可能性があるとしています。


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