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2013年8月21日(水)

同胞団、デモ続行

移送の団員死亡に抗議

エジプト

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 【カイロ=小泉大介】エジプト軍と暫定政権に抗議するイスラム主義組織ムスリム同胞団のデモは19日もつづき、前日に治安部隊の鎮圧により多数の団員が殺害されたとして強く非難しました。ただこの日は大きな衝突などはなかったもようです。

 19日のデモは、首都カイロ郊外や北部アレクサンドリアなどで夜間外出禁止令を無視して行われました。18日には、一連の衝突で拘束された後、カイロ北部の刑務所に向け移送されていた同胞団員のうち36人が逃走を図り、治安部隊による鎮圧作戦で死亡していました。

 内務省は死因は治安部隊が撃ちこんだ催涙ガスにより呼吸困難に陥ったためと発表しましたが、同胞団側は実弾も使用した「恐るべき犯罪」だと主張。国際機関による事実調査を要求し、モルシ前大統領の復職をめざして全土でデモを継続するとしています。


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