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2013年7月31日(水)

秘密保全法阻止へ集会

秋提出狙う 市民ら危険性訴え

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 安倍自公政権が今秋の臨時国会での提出を狙う秘密保全法案を阻止しようと30日、国会内で秘密保全法反対院内集会がひらかれ、約50人が参加しました。

 集会は、全労連や自由法曹団、国民救援会、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)、日本ジャーナリスト会議(JCJ)などが参加する「Stop! 秘密保全法共同行動」の主催です。

 「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の高田健事務局次長が基調報告。参院選後に安倍政権が国家安全保障基本法の制定や集団的自衛権の行使に向けた動きを強めていることなどをあげ、「自民党は国防軍づくりの方針に基づいて、着々と既成事実を積み重ねようとしている」と指摘。秘密保全法案について高田氏は「自民党の憲法草案を現実化しようとする動きとして、たたかいを重視する必要がある」と強調しました。

 集会では、宗教者や婦人団体、労働組合からの参加者が相次いで発言。自由法曹団の森孝博弁護士は「大手マスコミの論説委員と懇談を持つ中で『秘密保全法は公務員を締め付ける目的であって、マスコミには影響ない』という人もいた。実際には国民生活のあらゆる情報にアミをかける危険なもの。秋の国会に向けてマスコミにも危険性を訴えていきたい」と語りました。

 JCJの阿部裕氏は「法案を上程させない運動を国民の生活に根ざして、いろんなところに入りこみ、学び合って、運動を盛り上げよう」と訴えました。


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