2013年7月20日(土)
残る2日の奮闘 勝敗決する
埼玉・東京・神奈川 市田書記局長訴え
|
日本共産党の市田忠義書記局長は19日、大激戦の埼玉、東京、神奈川の1都2県で演説し、「残る2日間の奮闘で勝敗が決まります。この瞬間から、『共産党』と書いて投票してくださる方を日本中に広げ抜いていただきたい」と、目標の比例5議席と選挙区での議席獲得を訴えました。
埼玉県川口市の川口駅前では演説に先立ち聴衆の大声援に応え伊藤岳選挙区候補と手を取り合ってあいさつ。
「支持できる政党を探していた」という女性(36)は「消費税増税反対や原発なくせなど共産党の政策は一番心に響きました」「(家族にも)共産党に入れてとすすめたい」と語りました。
演説で「アベノミクスで暮らしがよくなった方は」と市田氏が問いかけると、即座に聴衆から「いませーん」の返事が返りました。
「3カ月仕事を探しても、どこも雇ってくれません」と、ビラを受け取った男性(51)は明かし、「仕事仲間から『共産党がいい』と聞いた」と話し、初めて共産党に投票すると言いました。
都内の浅草雷門前では吉良よし子選挙区候補との訴えに「頑張れ」と大声援が送られました。
ベンチに座っていた男性(69)は「戦前から反戦平和を追求してきた共産党の活動がいまの憲法につながっている。憲法を守るために共産党を伸ばさなければ」。
市田氏は「どの世論調査でも投票先を決めていない人が3、4割いる。これからが勝負だ」と指摘し、共産党支持の大きな流れをつくろうと訴えました。
地元の女性(62)は「都議選で躍進した勢いで最後まで頑張ります」と汗をぬぐいました。
横浜市の京急上大岡駅前では、はたの君枝候補の訴えに、帰宅途中に足を止める人が相次ぎ、拍手がわきました。市田氏は「再び、はたのさんを国会に送り出してください」と訴えました。