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2013年7月19日(金)

激戦参院選 選挙区の様相 福岡(改選数2)

まじま候補 初議席に挑戦

当落線上 1票争う大激戦

自民・民主の独占許さない

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(写真)まじま省三福岡選挙区候補=18日、福岡・博多駅前

 「自民と民主の指定席」とされてきた参院福岡選挙区(改選数2)で激変が起きています。「2議席目をめぐり民主、共産、維新の3新人がほぼ横一線で激しく争う」(15日の時事通信配信記事)など、日本共産党が初めて議席を獲得する可能性に多くのメディアが言及、日本共産党の、まじま省三候補は大接戦突破に全力奮闘しています。

 「今回の参院選は逆風。本当に厳しい。自民党に対して最も(対決姿勢が)はっきりしている共産党の当選の可能性がある」。民主新人候補の選対本部長を務める大久保勉参院議員は連合組合員らを集めた演説会(15日、みやま市)で危機感をあらわにしました。

党首入る総力戦

 福岡選挙区は自民現職(公明推薦)、日本共産党、民主(生活支持)、みんな、維新の5候補による争いです。各党とも党首を投入。とくに民主・みんなの両党は海江田万里代表が3回、渡辺喜美代表も3回福岡入りするなど連日、代表や幹部を送り込む総力戦となっています。共産党を名指しして「何でも反対する政党」(民主)、「組織団体を抱え人のカネで大変楽な選挙をしている」(みんな)などと、デマ宣伝による追い落としを狙っています。

 福岡選挙区でも「自共対決」が鮮明です。地元紙の候補者アンケートで憲法改定に反対するのは、まじま氏だけ。TPP(環太平洋連携協定)参加反対、原発再稼働反対も、まじま氏だけが主張しています。民主、維新、みんなの各候補は自民党と同じ立場で、対決の土俵を持っていません。

切実な要求代弁

 かつてない共感が、まじま氏に寄せられています。消費税増税中止や改憲阻止、原発ゼロ、ブラック企業の根絶、TPP参加反対、米軍普天間基地の無条件撤去など、大多数の国民の切実な要求を唯一代弁しているからです。有権者から「社民党支持だったが今度は共産党を応援する。お花サークルの10人に応援するよう伝えた」「比例は共産党で小選挙区は民主だった。でも今度は選挙区も共産党です」などの激励が相次いでいます。

 まじま氏は連日、街頭で力強く呼びかけています。「民主党と肩を並べるところにまでみなさんが押し上げてくれました。自民党とその応援団に議席を独占させるわけにはいきません。必ず勝利するため1人、2人と支持を広げてください」

 共産党県委員会は「比例も選挙区も1票を争う当落線上の大激戦。福岡で比例28万票を獲得すれば選挙区で初の議席を獲得できる」と総決起を訴えています。


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