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2013年7月4日(木)

「最悪の利権政治だ」

党首討論 志位委員長が首相批判

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 日本共産党の志位和夫委員長は3日に都内で行われた党首討論会で、「しんぶん赤旗」日曜版が入手した政治献金の要請文を示し、「政治を金で売る最悪の利権政治だ」と安倍晋三首相に迫りました。

 志位氏は、国民政治協会が文書で「自由民主党は、『強靱(きょうじん)な国土』の建設へと全力で立ち向かっております」と述べ、こうした「政策遂行を支援するため」として、4億7100万円の金額まで明示して献金を求めていることを指摘。自民党の掲げる「国土強靭化」が10年間で200兆円の巨額の公共事業を進めるものと述べました。

 その上で、「まるで請求書。見返りに金額まで明示して政治献金を求める文字通り政治を金で売る最悪の利権政治だ」と述べ、安倍首相に見解をただしました。

 安倍首相は「文書を見たこともないのでなんとも言えない」と答えました。

 志位氏は「日本建設業連合会の事務局も、『赤旗』の取材に要請を受けた事実をコメントしている。だから、(文書は)間違いのないものだ。聞いたのは4億7100万円という金額を明記して献金を求めることの是非だ」と批判しました。


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