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2013年7月1日(月)

米軍ヘリパッドいらない

高江座り込み6周年

沖縄

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写真

(写真)高江の住民や県内から駆け付けた参加者が、たたかいの決意を新たにした「高江座り込み6周年報告会」=30日、沖縄県東村

 自然豊かなやんばる(沖縄本島北部の通称)の森に米軍ヘリパッド(ヘリコプター着陸帯)はいらないと、沖縄県東村高江で建設反対の座り込みが始まって6周年の報告会が30日、東村で開かれました。「ヘリパッドいらない住民の会」の主催で会場いっぱいの500人が駆けつけ、基地撤去を勝ち取るまでたたかい続けようと心を一つにしました。

 沖縄防衛局が建設工事を強行した2007年から非暴力による抗議、説得活動のための座り込みを続けている高江住民。ところが国は抗議・説得を「妨害」として弾圧する裁判に住民を訴えました。

 住民の中で一人だけ裁判所に不当にも「妨害」と認定された伊佐真次さん(51)は「静かな生活を守りたいとの願いから、抗議に取り組む私たち住民を裁判にかける国を絶対に許せない」とのべ、最高裁へ上告してたたかう決意を訴えました。

 高江在住の少女たちのみずみずしいフラダンスや非戦を選ぶ演劇人の会による高江のたたかいを題材にした朗読劇「私(わん)の村から戦争が始まる」が披露され、会場は喝さいにわきました。

 日本共産党からは県議団などが参加、赤嶺政賢衆院議員が連帯あいさつしました。

 友人に連れられて初めて参加した女性(29)=うるま市=は「国が『妨害』の証拠として持ち出したビデオを見て、こんなことで訴えられるのかと驚いた。純粋に家族を守りたいとの思いが伝わってきた」と話していました。


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