2013年7月1日(月)
幕開け「自共対決」時代
市田・吉良氏ら訴え
東京
日本共産党の市田忠義書記局長は30日、東京・新宿駅西口前で街頭演説し、「いよいよ『自共対決』の時代を迎えつつあります。自民党・公明党の暴走政治にきっぱり対決し、どんな問題でも対案を示す日本共産党の、都議選に引き続く躍進を勝ち取らせてほしい」と力強く声を上げました。参院東京選挙区の吉良よし子予定候補、池内さおり比例予定候補がともに訴えました。
演説で市田氏は躍進した都議選の結果に触れ、公約実現に向け全力をあげる決意を述べたうえで、「自民党政治の『対決者の党』、どの問題も国民の立場で対案を示す『建設者の党』として引き続き頑張ります」と強調しました。
駅前は、足を止め聞き入る青年や通行人が見られ、待ち合わせをしていた人同士で聞いていく姿も。演説を聞いた女性(38)は「福島から東京に避難してきている。原発事故があったのに、何もなかったかのようになし崩しに進んでいるのは悲しい。共産党に頑張ってほしい」と語ります。
吉良氏は「ブラック企業のようなひどい働かせ方をなくす改革が必要です。だれもが希望をもって働ける日本をつくるために全力をあげます」と必勝の決意を表明。池内氏は「『自共対決』の幕開けです。どんな悪政にも頭を下げず信念を貫く日本共産党を勝ち抜かせてほしい」と力を込めて訴えました。