「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年6月28日(金)

差別の定義盛り込め

障害者差別解消法案 田村氏ただす

参院内閣委

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本共産党の田村智子議員は18日、参院内閣委員会で障害者差別解消法案の質問で、障害者の差別解消にむけた取り組みをただしました。

 田村氏は、障害者政策委員会が開かれず当事者の意見を聞かずに法案がまとめられたことは問題だと指摘。法案のかなめとなる差別の定義が無いことをあげ、3年後の見直しのさいに盛り込むよう求めました。森雅子内閣府特命担当相は「今後の具体的事例、裁判事例を踏まえて検討していく」と答えました。

 田村氏は、差別解消の紛争処理において行政機関が紛争当事者になった場合、客観性を担保する機関を設置すべきだと主張。障害者の貧困率が高いという「きょうされん」実施の障害者の所得実態調査を示しながら、差別解消の推進状況を把握するため政府としても実態調査を行うよう求めました。森担当相は「大変重要な指摘。前向きに検討する」と述べました。法案は19日の参院本会議で可決。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって