2013年6月14日(金)
改憲原案作成を提案
自民・船田氏 笠井氏が批判
自民党の船田元議員は13日の衆院憲法審査会で、改憲手続き法で残された課題を解決したのちに、「憲法改正原案を作成していく作業にかかりたい」と述べ、審査会として改憲原案作成に取り組むよう主張しました。
日本共産党の笠井亮議員は「国民の多数がいま改憲を望んでいないもとで、審査会での改憲の議論はきっぱりやめるべきだ。ましてや原案作成など必要ない」と主張。「今後の議論の進め方は、幹事会の場で協議すべきだ。審査会の場で突然、憲法原案作成の作業をやろうなどと表明することは許されない」と批判しました。
船田氏は「(今後の議論のあり方を)決めるのは幹事会で、それに影響を与えようと思って議論しているつもりはない」と釈明しました。