2013年6月13日(木)
市田氏、東大寺で懇談
新管長 筒井氏を表敬訪問
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日本共産党の市田忠義書記局長は12日、奈良市での党大演説会に先立って、世界遺産に登録されている東大寺を訪れ、第221代別当(住職)の筒井寛昭大僧正と懇談しました。筒井氏は「人とのつながりが一番大切です」と語り、市田氏も貧困と格差の広がりのもとで、「人がバラバラにされる傾向があるなかで重い意味がありますね」と応え、なごやかに懇談しました。
日本共産党幹部の東大寺訪問は、志位和夫委員長が2007年7月に訪れ、境内を案内されてから2度目。今回、市田氏は5月に華厳宗の新管長・別当に就任した筒井氏を表敬訪問しました。
筒井氏は、一匹の犬の死をめぐって、父と子、隣人で受け止め方がそれぞれ違う例え話から、一つにまとまるために個性を大切にすることが大切、違いを認め合うみんなが力を合わせる意味を説き、「個を大切にして、力を合わせる。これが奈良仏教の教えの根本です」とのべました。
市田氏は「日本共産党も、党員の個性を大事にしながら、一人ひとりの力は小さくてもしっかり団結する。通じるところがあります」と語りました。
懇談には、谷川かずひろ参院奈良選挙区予定候補や沢田博県委員長、山村幸穂県議団長らが同席。懇談後、平岡昇修執事長の案内で、大仏殿を見学しました。