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2013年5月31日(金)

橋下氏に公人たる資格なし

大阪出直し市長選 志位委員長が会見

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 日本共産党の志位和夫委員長は30日の記者会見で、日本維新の会の松井一郎幹事長が、橋下徹共同代表(大阪市長)が大阪市議会で問責を受けた場合に市長を辞職し出直し選挙をおこなう考えを示したことについて見解を問われ、「私たちは橋下氏に公人としての資格はなく、暴言を撤回・謝罪し、市長を直ちに辞任すべきだと表明してきました。市長選が再度おこなわれたとしても、立候補する資格はありません」と指摘しました。

 暴言に反省もなく“出直し選挙”に言及していることについて「党利党略で選挙をもてあそぶことは許されません」と述べました。

 志位氏は30日夜、公明党が問責決議案に反対の姿勢を示したことについて、ツイッターで「公明党が一転反対に回ったため問責は否決に。この党は自らの政治的倫理的水準がどのようなものかを満天下にしめした」と述べました。

県民無視の傲岸不遜な態度

F15運用再開

 志位委員長は記者会見で、28日に墜落した沖縄の嘉手納基地所属のF15戦闘機が30日に訓練を再開したことについて、「29日に県が“原因がはっきりしないなかでの運用はあってはならない”という最小限の要請をしたのに、その翌日にもう訓練を開始するのは、県民の意思を無視し、踏みつけにした傲岸不遜(ごうがんふそん)な態度だと強い憤りを覚えます」と語りました。

 このなかで志位氏は、F15が1979年に嘉手納基地に常駐して以来、34年間で9回10機が墜落、72年の本土復帰以来、米軍用機全体では44回にものぼる墜落事故があいついでいると指摘しました。「(事故)原因がわからないまま、F15の運用強行した米軍に強く抗議します。危険な軍用機の飛行を直ちに中止し、即時撤去することを強く求めたい」と表明しました。

無責任な“死の灰の商人”

日印原子力協定

 志位委員長は、安倍政権がインド政府と原発輸出の前提となる原子力協定交渉を再開したことについて見解を問われ、「国内では(原発に)“絶対安全はない”と認めざるをえなくなったのに、他国に対しては“世界一安全”という二枚舌で売り込むのはあまりにも無責任です。『死の商人』ならぬ『死の灰の商人』です。直ちに中止することを求めたい」と語りました。


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