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2013年5月25日(土)

安倍政権の暴走に対峙できる唯一の党伸ばして

金沢 市田書記局長迎え演説会

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(写真)市田忠義書記局長の訴えを聞く人たち=24日、金沢市

 日本共産党石川県委員会は24日、金沢市の文化ホールに市田忠義書記局長を迎えて演説会を開きました。

 演説会では石川県森林組合連合会の有川光造代表理事会長から寄せられた「TPP参加に皆様とともに反対します」とのメッセージが紹介されました。

 井上さとし参院議員(同比例予定候補)のビデオメッセージに続き、亀田りょうすけ参院石川選挙区予定候補が登壇。燃料高騰で休漁に追い込まれた県内のイカ釣り漁船の窮状を紹介し、一部の富裕層だけが株でもうけ大多数の国民を追い詰める政治にストップをかけ、「国民本位の政治にするため奮闘する」決意を表明しました。

 市田氏は、国民生活を直撃しているアベノミクス、日本の農業・医療・保険を破壊する環太平洋連携協定(TPP)交渉参加、憲法96条をはじめとした改憲推進、原発再稼働宣言など原発の推進―などあらゆる分野で矛盾が噴き出している安倍内閣の破綻ぶりを告発。国民とともにこれら悪政を食い止めるため、「井上さんはじめ、ベストメンバーである参院比例5候補を何としても国会へ送ってください。亀田候補もそろって国会で活躍できるよう支援をどうかよろしく」と訴えました。

 市田氏はまた、自民党の「補完勢力」と「反動的逆流」の先兵になった日本維新の会、改憲やTPPの推進、規制緩和礼賛で“安倍内閣応援団”の役割を果たしているみんなの党、安倍政権に対し何ら対抗軸を打ち出せない民主党―など、今の政党の立ち位置を説明。その上で、「自民、公明に明確な対抗軸をもって悪政の暴走と対峙する政党は文字通り日本共産党だけとなった。自共対決の時期を迎えています」と強調しました。

 最後に市田氏は、理念・イデオロギーを持ち、綱領、党員、党活動が存在し、独立した政治資金をもつ、政党と呼べる要件をすべて満たすのは「日本共産党だけ」との保守系メディア関係者の話を紹介し、「この日本共産党を大きくしていただいて、平和で豊かな明るい日本の前途を切り開こう」と呼びかけました。


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