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2013年5月23日(木)

TPP交渉撤退こそ

参院農水委 紙議員が要求

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(写真)質問する紙智子議員=21日、参院農林水産委

 日本共産党の紙智子議員は21日の参院農林水産委員会で、環太平洋連携協定(TPP)について、唯々諾々と米国政府に従うだけで、農産品のセンシティビティ(重要品目)を守る見通しはまったくないと指摘し、参加交渉からの撤退を強く求めました。

 このなかで紙氏は、日米共同声明(2月)では「両国ともに…センシティビティ(重要品目)が存在する」としながら、日米の事前協議では米国の重要品目である自動車分野だけ関税撤廃の時期が先送り、後ろ倒しされ、米国通商代表部が米国議会上下院議長に宛てた書簡(4月24日)では、日本の重要品目には一言もふれていないと言及しました。林芳正農水相は「(書簡は米国の)国内向けの説明だ」とごまかしました。

 紙氏は、米国政府が日本の重要品目・農産品も対象に含めたパブリックコメントを関係業界団体や多国籍企業から求めようとしているなど、日本がいっそう追い詰められる可能性にふれて、「農林水産業を守るために撤退を決意するべきだ」と求めました。


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