2013年4月21日(日)
9条守る詩人つどう
福井 県内外から180人参加
自作の詩やスピーチ、音楽など多彩な表現で憲法九条を守る願いを込めた第15回「輝け九条!詩人のつどい」が20日、福井県坂井市の、たかむく古城ホールで開かれました。日本海側では初の開催で、県内外から詩人など約180人が参加。主催した「『九条の会』アピールに賛同する詩人の輪」は2004年に結成され、賛同者は約1100人にのぼります。
詩人の輪呼びかけ人の佐相憲一さんがあいさつに立ち、「詩は一人ひとりの心を大事にすることから始まる」「詩人は平和の一点で手をつなげる」とのべました。
憲法の前文と九条の朗読に続き日本文芸家協会会員の中原道夫さんが講演を行い、「戦争は敵討ちで、また銃をもつ(悪循環になる)」と反戦の思いをのべ、「(感動ある)消えない言葉で反戦の詩を書いていかないといけない」と強調しました。
詩人で民俗学者の金田久璋(ひさあき)さん、日本ジャーナリスト協議会会員の伊藤洋子さん、丸岡九条の会事務局長の竹内謙二さんがリレートークを行い、伊藤さんは日本の真の平和を築くため「沖縄と福島(の問題)からスタートしたい」と問題提起しました。
フロアからの自由発言が行われるとともに、自作の詩の朗読やカザフスタンの民族楽器の演奏が披露されました。