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2013年3月28日(木)

BRICSが開発銀行

首脳会議合意 既存体制に不満

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 【パリ=浅田信幸】南アフリカのダーバンで26日開幕したブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会議は、途上国の道路や港湾などのインフラ建設を目的とした独自の銀行「BRICS開発銀行」の設立で原則合意しました。

 同行設立の構想は、昨年のBRICS首脳会議で打ち出されました。世界銀行や国際通貨基金(IMF)など既存の国際金融システムが、欧米を中心とした先進国の都合に左右されることへの途上国側の不満が背景にあります。

 仏紙トリビューン26日付(電子版)によると、南アのゴーダン財務相は同行設立についての記者団の質問に対し「(合意は)なされた」と発言しました。

 一方、業務内容や本部所在地などの詳細については、今回の首脳会議では合意に達しない見通し。4月に予定される主要20カ国・地域(G20)首脳会議の機会に改めて検討するとしています。


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