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2013年3月28日(木)

水産加工資金促進を

紙議員 12年度わずか12件

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(写真)紙智子議員

 日本共産党の紙智子議員は26日の参院農林水産委員会で、東日本大震災からの復興で水産加工業への支援拡充を求めました。

 紙氏は、グループ補助金交付先アンケート(東北経済産業局)で、水産・食品加工業者の4割超が資金調達の見込みがないと答えており、「資金調達は簡単でない」と強調。それにもかかわらず、国の長期・無利子の水産加工資金(融資制度)の利用実績が「12件(2012年度)とあまりに少ない」と指摘し、利用促進を求めました。

 林芳正農水相は「書類簡素化や手続き迅速化で、被災者に親身に対応する。制度のメリットが現場に浸透するよう周知を図っていきたい」と答えました。

 紙氏は、国の震災関連補助事業の開始前に自費で事業を再開した業者からさかのぼって適用を求める声があがっていることにふれ、支援の検討を求めました。林農水相は「支援が可能な場合もあるので、具体的な事例があれば相談させていただきたい」と答えました。

 水産加工資金は、東日本大震災の復興関連補助事業に対し、自己負担の80%まで長期・無利子で融資を受けることができる制度で、有効期限を5年間延長する改正法案が、26日の参院農林水産委員会で、全会一致で可決されました。


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