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2013年3月26日(火)

絶対許されない暴挙

市田氏 辺野古埋め立て申請批判

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 日本共産党の市田忠義書記局長は25日の記者会見で、安倍内閣が沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設の埋め立て申請を強行したことについて、「国民の命や暮らし、安全よりもアメリカの意向を尊重するひどいやり方で、絶対許されない」と批判しました。

 市田氏は、沖縄県の知事と県議会、全41市町村長・議会など“オール沖縄”で普天間基地の撤去を求め、新基地建設に反対していることを指摘。埋め立て申請は“オール沖縄”の声を踏みにじるものであり、「これで民主主義国家といえるのかという暴挙だ」と強調しました。

 さらに、日米両政府が「基地負担軽減」を口実に新基地建設を押し付けようとしていることに言及。新基地に2本の滑走路と大型艦船が接岸できる大きな港湾や弾薬搭載エリアまでつくるものだと告発し、「単なる『移設』ではなく、巨大な新しい基地の建設だ。軽減どころか基地負担の新たな強化だ」と述べました。

 また、新基地建設と引き換えに嘉手納基地以南の米軍基地返還を計画しようとしていることについて、辺野古への新基地建設問題とは全く別問題とすべきであり、速やかに返還を行うべきだと述べました。

 市田氏は、日米同盟の「抑止力」を口実に新基地を押し付けようとしていることも批判。海兵隊は日本防衛のためではなく、海外に出ていく“殴りこみ部隊”だと指摘し、米軍の「侵略力」を強化するための新基地建設は絶対に許されないと強調しました。

 市田氏は、申請を強行しても矛盾をいっそう広げるだけであり、たたかいはこれからだと指摘。新基地建設反対、普天間基地無条件撤去を掲げて、県民、国民と連帯し奮闘する決意を表明しました。


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