「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年3月3日(日)

「賃上げでデフレ脱却」

金属労働者が東日本集会

東京

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)「すべての仲間の賃上げでくらしと経済をたてなおそう」と唱和する参加者=2日、東京・上野公園の水上音楽堂

 金属産業で働く労働者の春闘要求の実現をめざす東日本集会が2日、東京都内で開かれました。JMIU(全日本金属情報機器労働組合)や中立系労組などの金属労組でつくる実行委員会の主催。約1500人が参加し、「賃上げと雇用の安定でデフレ脱却を」とアピールしました。

 3日には名古屋市で東海集会、神戸市で西日本集会を開催。JMIUは月3万円以上の賃上げを求めており、回答が6日です。

 東日本集会実行委員長の生熊茂実・JMIU委員長はあいさつで、デフレから脱却する春闘だとしたうえで、「すべての経営者と労働組合の責任が問われている」と指摘。「日本経済を立て直すには私たちの賃金を上げるしかない。そこに確信をもって経営者に迫ろう」と訴えました。

 国民春闘共闘代表幹事の大黒作治・全労連議長が連帯あいさつし、「デフレ脱却のための賃上げを何としても勝ち取ろう。その条件はある」とのべ、奮闘を呼びかけました。

 4年前からベースアップ(賃上げ)がないというJMIUリオン支部(東京)の浜中諒一さん(27)は、「会社は黒字で賃上げできる体力はある。今年こそベアを」。

 給料を上げろと怒り心頭の鬼のプラカードを掲げ、その角に空気を送って伸縮させたのはエヌシーアール支部(東京)の塚田修一さん(61)。「うちの会社だけの問題ではない。賃上げと雇用の安定でデフレから脱却したい」と話しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって