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2013年2月21日(木)

13万5千人署名 介護保険緊急改善を

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民医連国会行動

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 全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)の「介護ウエーブ」介護職員国会行動が20日行われ、全国から100人が参加。介護保険制度の改善を求め、現場の声を届けようと議員要請行動にとりくみました。衆参両院議長あての「介護保険制度の『緊急改善』を求める署名」13万5千人分を提出しました。


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(写真)日本共産党の田村智子参院議員に署名を手渡す「介護ウエーブ」の参加者=20日

生活援助短縮で日常生活に支障

 昨年4月から実施された介護保険の見直しでは、多くの利用者がヘルパーによる生活援助の時間短縮で、買い物や洗濯などの不可欠な援助を削られ、日常生活に深刻な困難を生じるなど、さまざまな影響が出ています。

 林泰則常駐理事が、介護保険見直し後の介護現場や利用者・家族の現状を把握するために全日本民医連が昨年8〜10月に実施した3種類の影響調査の結果(中間まとめ)を報告。制度見直しに対する利用者・家族の「ひと言カード」では950件中「見直しで困っている」が451件で、生活援助に関することが183件でもっとも多いとのべました。

 「介護保険制度の『緊急改善』を求める署名」は、▽保険料、利用料などの費用負担の軽減▽ヘルパーの生活援助の見直しを撤回し、利用者が安心して生活できるよう内容を拡充する▽国の責任で介護職員への抜本的な処遇改善などの5点。介護保険見直しへの怒りが広がるなか、署名数は、当初目標の2倍近くに達しました。

 議員要請行動後の経験交流では、「話を聞いてもらうように粘って直接議員と話ができた。どれだけ現場の声を届けるのかがすごく大事と思った」(長野)、「県連として県との懇談もしている。このままだと次代を担う介護職員がいなくなるという点で県の担当者と意見が一致した」(福岡)などの発言が相次ぎました。

 日本共産党の田村智子参院議員が社会保障改悪をめぐる国会情勢を報告しました。


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