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2013年2月3日(日)

原発ゼロへ共同広げる

全国連絡会が交流集会

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(写真)全国の多彩な活動が報告された交流集会=2日、東京都文京区

 全労連、全日本民医連や新日本婦人の会などが参加する「原発をなくす全国連絡会」は2日、東京都内で「原発をなくす運動の発展をめざす第2回全国交流集会」を開きました。28都道府県から約180人が参加。原発を推進する安倍内閣の暴走を許さず、3月10日を中心に行う原発ゼロをめざす全国いっせい行動をはじめ、運動を飛躍的に発展させることを確認しました。

 全日本民医連の長瀬文雄事務局長が報告と行動の提起を行い、(1)原発推進勢力に反撃し、即時原発ゼロと再稼働反対で運動を発展させる(2)福島に連帯し被災地の原状復帰を求めるたたかいを前進させる(3)全国に広がった共同の経験を交流する―ことを呼びかけました。

 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさん、脱原発首長会議の上原公子元国立市市長、脱原発世界会議の川崎哲さんが、連帯あいさつ。「党派や思想をこえて、原発ゼロにむけて多くの人が手を結んで、政府に方向転換させましょう」(ミサオさん)などと訴えました。

 福島復興共同センターの活動、損害賠償や被災地の健康を守るとりくみについて、特別報告がありました。

 討論では、全国でとりくまれている毎週金曜日の抗議行動をはじめ、「原発ゼロ」にむけた多彩なとりくみが交流されました。

 「3月に2万人行動を行い、大飯原発を動かしている関西電力に対して、たくさんの人が結集してアピールする」(原発ゼロの会・大阪)、「女川原発再稼働に反対する住民の会が各地で結成されている」(原発問題住民運動宮城県連絡センター)など各地の活動が報告されました。

 日本共産党の笠井亮衆院議員が国会情勢を報告し、「私たちは原発ゼロをめざす、日本の歴史を変える共同をつくってきた。だれもが参加できる行動に大きく広げよう」と訴えました。

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3・10に東京大行動

 全国交流集会で、反原連のミサオさんと全国連絡会の長瀬氏は3月10日におこなわれる大行動の成功を訴えました。

 反原連は、この日を「原発ゼロ☆大行動」に設定。午後1時から日比谷野外音楽堂での集会をはじめ、請願デモ行進(午後2時)や国会正門前集会(午後5時)を計画し、全国からの参加を呼びかけています。

 全国連絡会は反原連の行動に呼応して、「東日本大震災早期復興と原発ゼロの実現をめざす東京集会」を午前11時から日比谷公園草地広場で開催。反原連の請願デモや国会正門前集会に合流します。

 ミサオさんは「全国連絡会の行動と協力・連帯して3月10日を盛り上げたい」と語り、長瀬氏も「力を合わせて成功させよう」と呼びかけました。


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