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2013年1月27日(日)

薬害根絶へさらに

肝炎訴訟 基本合意5周年集会

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(写真)記念集会であいさつする薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表=26日、東京都千代田区

 薬害肝炎全国原告団(山口美智子代表)・弁護団(鈴木利廣代表)は26日、「薬害肝炎訴訟 国との基本合意5周年記念集会」を開き、全国から200人が集まりました。

 血液製剤によるC型肝炎の感染被害拡大における国と製薬会社の法的責任が追及された薬害肝炎訴訟。2008年1月15日に国とのあいだに基本合意がかわされて5年になります。集会では、訴訟にいたるまでから、国が責任を認め謝罪し、被害者の個別救済と恒久対策、再発防止、原告・弁護団との継続協議を約束した基本合意の締結、その後の動きを振り返りました。

 あいさつした山口代表は、薬害根絶のために、基本合意に基づいて設置された「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討会」の最終提言でのべられた「第三者監視評価機関」の必要性を訴え、政局を理由に設置の約束がほごにされてきたことに懸念を表明。「薬害根絶に向けて引き続きがんばりましょう」と訴えました。

 集会では続いて、薬害の歴史と第三者監視組織設置についての報告とパネルディスカッションが行われました。

 日本共産党から、高橋ちづ子衆院議員がかけつけ「みなさんと力をあわせていい法律をつくらせるために力を注ぎたい」とあいさつ。志位和夫委員長と穀田恵二衆院議員、田村智子参院議員が連帯のメッセージを送りました。


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